
Soil
土
山ノ内町の夜間瀬地区は肥沃な土地が広がっており、畑によって粘土質、火山灰土質など特色のある土目をしています。
その畑ごとに肥料の割合を変えることで、その畑の土壌の能力を最大限に引き出しています。
りんごについては土地が肥沃なので肥料は全く必要ありません。
剪定で出る大量の枝は畑で粉砕し、土に還しています。こうすることで有機質の補給もできます。本来落葉樹というものは自ら落とす葉が堆肥となり、自らの栄養を補給しているので、枝、秋に落ちる葉、草、無駄なものは一つもありません。
果樹にもできるだけその土地の自然のままで育っていってほしいという願いがあります。

Sunlight
光
畑は高社山の南側斜面標高550メートルに位置しています。
日照時間が長く、果物にとってとても重要な要素である太陽の光をたくさん浴びることができます。

Water
水
果物を栽培するにあたってこちらも重要な要素です。
果物栽培には生育時期によって必要な水分量というものがありますが、近年は天候不順により降水量や時期が年によって大きく異なることがあり、品質を左右することになりかねません。
当園ではユネスコエコパークに登録されている奥志賀高原からの雪解け水を利用して定期的な潅水を行っております。雨の有無に左右されることなく、清流で育った果物は他と比べてみずみずしさが違います。

Wind
風
実は非常に重要な要素です。
高社山の山麓に位置しているため、年中風が吹き下ろします。この風は地域一帯の空気を循環し、木の陰になっている部分の空気も入れ替えてくれます。それによりムレを低減し、病気の発生を減らすことができます。

Superb view
絶景
音楽を聞かせると作物がおいしくなる、などという説がありますが・・・果物が聞いている音、見ている景色は少なからず成長に影響を与えていると信じています。
当園のりんごとぶどうは沢を流れる清流の音、高社山麓の雄大な景色を眺めながらのびのびと育っています。まさに絶景育ちです。

Pesticide
ハウス栽培ぶどう
ハウスで栽培しているぶどうは雨が当たらないため、慣行の防除に比べて6~70%の農薬散布に抑えています。
露地ものにおいても、その年の天候や病害虫の発生に応じて余計な農薬をできるだけ使わないよう臨機応変に防除を行っております。